6年間キレイに使いたい方のための「ランドセルの上手なお手入れ法」
ピカピカのランドセルは、できれば6年間キレイに使いたいものですよね。
セイバンのランドセルは、キズや雨などに強い素材を使っていますが、定期的にお手入れをすることでよりキレイに保つことができます。
ここでは、ランドセルの外側・内側のお手入れ方法についてご紹介します。

素材によって変わる「ランドセルの外側のお手入れ」

ホコリなどランドセルの汚れが目立ってきた時のお手入れ方法を、素材別にご紹介します。
ホコリを拭き取る際は、色落ちの原因となるシンナーやベンジンなどのアルコール系溶剤を使用しないでください。

人工皮革(クラリーノ®️・アンジュエールなど)の場合

人工皮革(クラリーノ®️・アンジュエールなど)の場合
①柔らかいブラシなどでホコリを落とす。

②柔らかい布を水で濡らして、よく絞ってから拭く。
※ウェットティッシュを使用する場合は、ノンアルコールのものを使ってください。

③水拭きで落ちない場合は、水で薄めた中性洗剤で汚れを拭き取る。
※洗面器の水に対して中性洗剤1滴程度。

④直射日光の当たらない場所でよく乾かす。
Q. 背あて部分はどうやってお手入れしたらいい?
やわらかく乾いた布でのお手入れがおすすめですが、取れない汚れの場合には柔らかい布を水にぬらし、よく絞ってから拭いてください。お手入れした後は、風通しのよい日陰でしっかりと乾かすことがポイントです。

本革(牛革・コードバン)の場合

本革(牛革・コードバン)の場合
①柔らかいブラシを使ってホコリを落とす。

②乾いた布で汚れを拭き取る。


※セイバンのランドセルに使われる本革素材には、色落ちしにくく、はっ水、防汚効果のある加工がされています。汚れが取れない場合は、水に濡らしてよく絞った布で拭き取る。その後、直射日光の当たらない場所でよく乾かします。
「革専用の汚れ落としクリーム」等を使用すると、色落ちの原因や、はっ水・防汚加工の効果減少にもつながりますのでご注意ください。

ランドセルが雨に濡れてしまった時のお手入れ法は?

ランドセルが雨に濡れてしまった時のお手入れ法は?
セイバンの人工皮革のランドセルは、はっ水性のある高品質の素材を使用し、水濡れからランドセルをしっかりと守る工夫がされています。
雨に濡れてしまった場合は、乾いた布で水分を拭き取り、直射日光が当たらない場所で乾かしましょう。

本革ランドセルの場合も、表面にはっ水加工をほどこしていますので、人工皮革のランドセルと同様に、乾いた布で水分を拭き取り、直射日光が当たらない場所で乾かします。

えんぴつ汚れが気になったら「ランドセルの内側のお手入れ」

えんぴつ汚れが気になったら「ランドセルの内側のお手入れ」
ランドセルを毎日使っていると、内側のえんぴつ汚れなどが気になることがあります。
軽いえんぴつ汚れの場合は、キレイな消しゴムで軽くこすれば落ちます。
えんぴつの炭素による黒ずみは、水に濡らすと落ちにくくなるため、ご注意ください。

ランドセル内部の底板には、えんぴつの芯や消しゴムの削りカスなどがたまる場合があるので、定期的に中身を空にした状態で逆さにしてゴミをはたき落としましょう。

底板にあるチルトプレート(もしくは、リフレクリーン)は、水で濡らしてよく絞った布で拭きます。
汚れが落ちにくい場合は、水で薄めた中性洗剤で拭き取りましょう。