決して安くはないランドセル。できるだけ値段を抑えたいと思いつつも、「安いランドセル」と聞くと、耐久性や機能面はしっかりしているのか不安に思う方も多いでしょう。そこで今回は、安いランドセルを作れる理由や、低価格のランドセルを買う際のポイントをご紹介します。質のよいランドセルを安く買う方法も合わせてご紹介するので、ぜひご覧ください。
【調査概要】
調査期間:2020年8月
調査対象:2021年4月に小学校へ入学されるお子さまをお持ちの方(n=1660)
調査方法:インターネット調査
そもそも「安いランドセル」とは、具体的にいくらくらいの価格帯のものをいうのでしょうか。セイバン独自のアンケート結果によると、ランドセルを「5〜7万円」の価格帯で購入している方の割合が最も多く、全体の6割以上を占めていました。このことから、相場よりも安い4万円台以下のランドセルが、比較的、低価格なランドセルだといえるでしょう。
近年のランドセルは、デザインやカラーのバリエーションが増えているとともに、価格帯も幅広く展開されています。安くても良質なランドセルを作るために各メーカーで行われている取り組みをご紹介します。
低価格のランドセルは、機能を最小限に絞り込み、コストパフォーマンスを考えた素材を使うなどして、安さを実現しています。とはいえ、国内メーカーで作られているランドセルは一定の基準をクリアしている製品なので、品質に関しては十分に安心してお使いいただけるでしょう。
近年では、大手メーカーがインターネット限定価格で安く提供しているモデルもあります。中には、実店舗を持たないインターネット限定のショップも。人件費がかからない分、低価格で販売できますが、ランドセルを直接見たり背負うことはできないというデメリットもあります。利用する際は実際にランドセルを購入した方のレビューや口コミを参考にしてみましょう。
低価格のランドセルには、海外で作られているものも多くあります。型落ち品以外で安いものは、一度生産国を確かめてみましょう。日本のメーカーが生産のみ海外で行っている場合は、厳しい品質管理のもとで作られていますが、海外メーカーが生産しているものの中には、日本の品質基準よりも著しく低い製品もあります。ランドセルは6年間使うものです。安さだけを追求すると買いなおすことになり、かえって高くつく可能性もあるので注意しましょう。
少しでも安いランドセルを手に入れたい、とそのことばかりに気をとられていると、見落としてしまう大切なポイントがあります!低価格のランドセルを購入する際に意識するべき、3つのポイントをご紹介します。
一般的にランドセルの価格には、使われている素材が大きく影響します。コードバンや牛革などの天然皮革は、高価格なものが多い傾向にあります。一方、人工皮革は、天然皮革に比べ低価格で販売されています。
それぞれの素材ごとに特長があり、メリット・デメリットも異なります。価格だけで判断せず、素材の特長が希望するものにあてはまっているかを確認しておきましょう。
安いかどうかだけを意識してしまうと、ランドセルの性能を見落としてしまいがち。価格が下がると、場合によっては性能が下がることもあります。他のモデルに搭載されている機能がついていなかったり、ランドセルの耐久性が下がったりしていないか、チェックを怠らないようにしましょう。
購入を決める前に、一度メーカー全体のモデルの機能を確認し、比べてみることをおすすめします。
どれだけ安くて魅力的なランドセルが見つかっても、保証面での妥協はしないようにしましょう。ランドセルは丈夫に作られていますが、育ち盛りで好奇心旺盛なお子さまは、時として予想もつかない行動をとることも。ランドセルの修理が必要になった時に保証がなければ、結果的に高い費用がかかってしまう可能性もあります。
購入予定のランドセルに、販売店もしくはメーカーの6年間修理保証が付いているかどうか、修理の際はどこに連絡すればよいか、事前に確認しておくと安心でしょう。
質のいいランドセルを安く買うには、安く買える時期を把握すること、店頭以外の購入方法をチェックすることが大切です。多くのランドセルメーカーが割引を行う時期や条件をご紹介します。
お店によっては、早い段階での予約や購入で、最新モデルを通常価格より安く手に入れることができる「早割」を実施していることがあります。新作が発表される3・4月頃から夏休み直前の7月頃、あるいは秋頃まで実施するお店が多いようです。
オンラインストアで、インターネット購入限定割引をしているお店もあります。ランドセルの実物を見ることはできませんが、家の近くに店舗がないという場合にはとても便利です。
アウトレット販売では、型落ちモデルなどが割引価格で販売されます。選べるモデルは多くないものの、デザインが最新でないだけで品質はしっかりしているため安心して購入できます。1年中アウトレットを開催しているお店もあれば、ある程度決まった時期に行う、不定期に行うなど、実施時期はお店やメーカーによって異なります。気になるお店の情報はしっかり確認しておきましょう。
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低価格ランドセルでも品質は諦めない!男女別のおすすめモデル
なるべく安いランドセルが欲しい!とは思っても、機能や耐久性も気になりますよね。せっかく買ったのに、2~3年で壊れてしまっては意味がありません。
そこで、4万円台でありながら日本製で、子ども想い品質をしっかり満たした、女の子、男の子それぞれにおすすめのモデルをご紹介します。
ぬくもりを感じるナチュラルな愛らしさ
ユアメイト ハンナ
いくつになっても飽きのこない、シンプルなデザインのランドセル。四つ葉のクローバーのモチーフを随所に用いて、温かみのある素朴な雰囲気に仕上げました。カブセにあるクローバー型の飾り鋲(びょう)と、曲線の入ったステッチが愛らしさを引き立てています。
素材
主素材:アンジュエール グロス
背中:ブレスレザー®
肩ベルト裏:ブレスレザー®
サイズ
A4フラットファイル対応
内寸:高さ約31.0cm×幅約23.5cm×マチ幅約12.0cm
外寸:高さ約33.5cm×幅約26.5cm×マチ幅約19.0cm
重さ
約1,150g
色
メイプル×ブラウン、ビビッドピンク×ピンク
価格
47,300円(税込)
やんちゃでポップなシンプルランドセル
ユアメイト ウィリー
クルマをモチーフに、親しみやすいベーシックなデザインに仕上げた「ユアメイト ウィリー」。クルマのフロント部分をイメージしたカブセのステッチや、カブセ裏にもクルマをプリントするなどポップな雰囲気を演出しました。
素材
主素材:アンジュエール グロス
背中:ブレスレザー®
肩ベルト裏:ブレスレザー®
サイズ
A4フラットファイル対応
内寸:高さ約31.0cm×幅約23.5cm×マチ幅約12.0cm
外寸:高さ約33.5cm×幅約26.5cm×マチ幅約19.0cm
重さ
約1,150g
色
ブラック×グレー、ブラック×マリンブルー
価格
47,300円(税込)
時期や割引を意識して、納得いく価格のランドセルをゲットしましょう!
最近はランドセルの製造技術も上がっているため、低価格ランドセルだからといって品質が劣るとは限りません。ご紹介したモデルのように、お値段が安くて耐久性や背負いやすさも十分というランドセルはたくさんあります。また、購入時期や割引を意識することで、お得な値段で購入することも可能です。
お子さまやおうちの方のお好みのデザインや優先したい機能は個人差があるため、値段が高ければ満足できるとは限りません。予算を踏まえながら、デザインや使いやすさ、保証面を一通り確認して、大満足のランドセルを見つけてくださいね。