
日本におけるランドセルの由来と語源
日本の小学生への普及した歴史
荷物を背負うことで両手が自由に使え、動きやすくなるといった長所から、ランドセルは全国的に普及し、日本の小学生のトレードマークとなっていったのです。
素材は当初、天然皮革だけでなく、アルミ製のものもあったそうです。また、日本のような背負い式の通学鞄(ランドセル)は世界でもあまり見かけない独自の形状であり、海外に誇れる日本の文化といえるでしょう。
昔のランドセルとセイバンの最新モデルを比べて歴史を辿ってみよう
昔のランドセルと、現在のセイバンのランドセルを比較して、どのように変化してきたのかを見てみましょう。
ランドセルの「デザイン」の違い

昭和20年代のランドセル 左 / 女の子のランドセル 右 / 男の子のランドセル

2021年度モデル 左 /モデルロイヤル クリスタル 右 /モデルロイヤル ドラグーン
大きく変わった「容量とサイズ」

現在のランドセルは、A4フラットファイルがすっぽり入るサイズで、マチ幅も12cmになり教科書や文房具などをたっぷり収納できるようになりました。
進化を続ける「背負いやすさ」

それに比べて、現在のモデルは、肩ベルトの付け根部分にはねの形をした樹脂パーツ「天使のはね」を内蔵しているため、肩のラインにフィットし、長時間快適に背負えるように改良されています。
また、肩ベルトには「ラクパッド」が内蔵されているので、やわらかくクッション性があります。
格段に変わった「軽さと耐久性」

しかし現在のモデルは、「天使のはね」などによりランドセルの重心が上がり、フィットした状態で背負うことができるので、実際の重量よりも軽く感じられます。
耐久性の面では、昔と違い、はっ水性のある人工皮革や本革を使うことで、雨にもキズにも強く、6年間安心して使えるようになっています。
背負いやすさと丈夫さを追求してきたセイバンのランドセル
2019年に創業100周年を迎えたセイバンは、昭和21年からランドセル製造をスタートさせ、子どもたちが6年間快適に、安心して背負えるようなランドセルづくりを心がけてきました。
今後も、「愛情のものづくり」を胸に、子どもたちとそのご家族の笑顔をサポートする企業へと進化していきます 。
セイバン100周年サイト
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