ランドセルができるまで

多くの職人たちの手仕事に支えられている
「ランドセルができるまで」をのぞいてみましょう。

STEP1 『裁断』

生地を裁断して型を抜く

ランドセル作りは、大きな生地シートを切り分けるところからスタートします。オートメーションの裁断機が何メートルもある生地をカットしていく様子は、とてもダイナミック。あえて機械化することで、作業をスピードアップしています。
切り分けられた生地は、ランドセルパーツの形状に合わせて型抜きしていきます。クッキー型の大きい版のような抜型を使うわけですが、肩ベルトや手持ちハンドルなどアイテムごとに様々な型を使い分ける必要があります。簡単なように見えて、手慣れた職人の技術が必要な型抜き。職人たちは早く、正確に抜いていきます。

職人さんの早く正確な作業

職人さんVOICE

Q ランドセル作りで大切にしていることは何ですか?

何事も最初が肝心です。ランドセル作りの最初の工程である裁断が正確でないと、後のランドセル作りに影響がでてしまうので、毎日大きな責任を感じながらランドセル作りに励んでいます。ランドセル作りひと筋で45年が経ちましたが、1つ1つのパーツから完成していくランドセルを見ると、今でもワクワクする気持ちは変わりません。

STEP2 『仕立て』

「仕立て」と呼ばれる縫製と大切な部分の取り付け

熟練の高度な技術

型くずれ防止のために型をつける「前段たたき」をした前ポケットと、大マチ部分を縫い合わせていきます。ランドセルのカーブに合わせて、リズミカルにミシンをカタカタカタ。この工程は、ランドセルづくりの中でも最も難しいと言われる部分です。あらかじめ付けられた小さな穴に正確にミシン針を落とすという高度な技は、経験を積んだ職人ならではです。

しっかりと留めます

少しずつランドセルの形になってきたところで、大切な部品を取り付ける工程に入ります。「前締め」と呼ばれるベルトを取り付けた後に、荷物を引っかける「ナスカン」を取り付け、しっかりと鋲で留めます。

職人さんVOICE

Q 担当されている作業内容を教えてください。

ミシンを使った前ポケットなどの仕立てを担当しています。ミシンの技術は、すぐに身つくものではありません。糸の通し方を学んで、直線縫いを経験し、休憩時間を返上しながら様々なタイプのミシンを縫う練習を積んでやっと一人前の技術が身につきます。

STEP3 『縫製』

ランドセルをかたちづくる縫製

教科書を入れる開口部にへり巻きをつけながらミシンをかけます。ランドセルのような立体のフォルムを縫うのは、平面の布を縫うのとは違い、巧みな手の動きとミシンさばきの技術がなければできません。習得するのに2、3年以上かかる場合もあるほどです。 本体とは別工程で、「背あて」と「背カン」が入る部分を縫い合わせます。背カンは、セイバンのランドセルの心臓部とも言えるパーツ。小さな部分だからこそ、慎重に縫製していきます。背あて部分が完成したら、「カブセ」と縫い合わせます。

巧みなミシンさばき

職人さんVOICE

Q ランドセル職人になったきっかけを教えてください。

もともとモノ作りが大好きでしたし、子どもたちを笑顔にできるランドセル作りというものに魅力を感じてこの仕事を始めました。 各パーツを1つ1つつなぎ合わせていく縫製の工程は、少しずつランドセルの形になっていくモノ作りの醍醐味を味わえます。

STEP4 『補強』

補強することで”子ども想い品質”に

見た目はランドセルのかたちになりましたが、これで終了ではありません。へり巻きなどの補強材を、いたみやすい部分に取り付けていきます。ランドセルの端にのりをぬって、へり巻き(補強)を巻きます。さらに、6年間丈夫な状態を保てるよう「カブセ」と本体をつなぐ部分にも補強を。いたみやすい部分をしっかりと強化するひと手間が、長持ちを実現しているのです。

長持ちのヒミツ!

職人さんVOICE

Q ランドセル作りのやりがいを教えてください。

自分たちが作ったランドセルを背負っている小学生のみなさんを見ると、やっぱりうれしくなりますよね。「セイバンのランドセルは卒業する時でもキレイなままだね」という話を聞くのですが、ランドセル職人たちが1つ1つ丁寧に手作りしたたまものだなと思ってやりがいを感じますね。

STEP5 『仕上げ』

仕上げのミシンと検品でランドセルが完成!

実はすごく体力を使います

補強材をしっかりと本体に縫い付ける仕上げのミシンです。見た目とは裏腹に、生地が重なったミシンがけはかなり体力のいる作業なので、主に男性職人が担当します。一日中縫い続けていると、終わるころにはぐったりすることも。でも職人たちにとって、これはここちよい疲れなのです。

慎重にチェックします

いよいよ、最終の検品作業です。ブラシをかけ、布でチリなどを拭き取り、化粧箱に収納していきます。

職人さんVOICE

Q 担当されている工程で、特に気をつけていることは何ですか?

仕上げの工程は、ランドセル作りにおける最後の砦です。パーツに不備はないか、ミシン目は整っているか、汚れはないか。見た目の美しさはもちろん機能性がしっかりと満たされているかを入念にチェックし、お客様のもとへ安心してお届けできるよう心がけています。

『完成』 6年間大切に使ってほしい、という願いを込めたセイバンのランドセル。
子どもたちのもとへ、行ってらっしゃい!

セイバンのランドレスが選ばれる理由をCheck!