ランドセルの背カンとは何ですか?

背カンとは、ランドセル本体と肩ベルトをつなぐパーツです。ランドセルの背負いごこちを大きく左右するパーツのため、メーカーごとにさまざまな工夫がされています。それぞれの特長を理解し、実際に試すことで、お子さまにぴったりのランドセルを見つけましょう。背カンの種類ごとの特長など、基礎知識をご紹介します。


背カンの主な種類と特長

背カンの種類は主に「連動型背カン」「非連動型背カン」「固定型背カン」の3つです。 それぞれで特長や背負いごこちが異なるため、ランドセル選びの際は実際にお子さまが背負って体感を確かめてみましょう。3種の違いをご紹介します。

連動型背カン

連動型背カンとは、左右の肩ベルトが連動した動きをするタイプです。左右同じように広がるため、重量を左右均等に背負えます。そのため、ランドセルの重心が背中の中心で安定し、からだにフィット。荷物を軽く感じられるのです。また、肩ベルトがずれにくく、動きやすいメリットもあります。
 
セイバンのランドセルには、すべてのモデルでこの連動型背カンを搭載し、活発なお子さまの6年間をサポートしています。

非連動型背カン

非連動型背カンとは、右と左の肩ベルトが各々独立した動きをするタイプです。左右が別々に動くため、ランドセルの着脱がしやすい特長があります。

固定背カン

固定型背カンとは、背カンに肩ベルトを固定した、丈夫なつくりのタイプです。背カンはランドセル本体の重さを肩ベルトにわたすパーツであり、非常に負荷がかかるので、丈夫さも重要です。そのため、固定背カンは昔のランドセルによく用いられていました。
 
しかし一方で、肩ベルトが全く動かかないことで、お子さまにフィットせず姿勢が悪くなったり、からだが大きくなるにつれ着脱がしづらくなったりします。


背カンの素材

背カンの素材には「樹脂」「金属」の2種類があります。

樹脂

樹脂の背カンは、耐久性を高めた特別な素材を使用しています。可塑性が高く、背負いごこちもよいため、からだにフィットしやすいです。現在、多くのランドセルで用いられています。

金属

金属の背カンは、本体と肩ベルトの連結の部分が頑丈で壊れにくいです。

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