本体の丈夫さを証明する「外部加圧試験」
万が一、ランドセルを踏んでしまった時などに、形崩れしないかは重要なポイントです。
「外部加圧試験」では、ランドセル本体に荷重をかけ、各部に割れ、破損等の異常が生じるときの最大荷重を測定します。
試験の結果、最大約80kgの負荷がかかってもランドセルの破損は見られないことがわかりました。
経年劣化を確認する「ジャングル試験」
ランドセルの経年劣化を評価するための試験です。1週間で1年分の劣化促進を見ることができ、セイバンでは温度70℃、湿度95%という過酷な環境下にランドセルを10週間置き、10年分の劣化を評価。試験の結果、使用上支障のある素材の劣化、ランドセルの破損は見られませんでした。
パーツの強度を確かめる「背カン耐久性試験」
ランドセルパーツの耐久性も、セイバンのランドセル6年間安心して使っていただくための大切なポイント。
「背カン耐久試験」では80℃の高温を4時間・-30℃の低温を4時間を2セット繰り返すことで背カンを強制的に劣化させ、その後20㎏の負荷を1万回繰り返し加えて耐久性を確認。
試験の結果、使用上支障のあるパーツの破損は見られませんでした。
錠前の丈夫さを確認する「落下試験(錠前破損)」
ランドセルの中に5kgの重りを入れ、錠前を真下に向けた状態で70cmの高さからコンクリートブロックに落下させ、破損や操作性の変化を確認する「落下試験(錠前破損)」。試験の結果、ワンタッチオートロック、マジカルロックともに、100回落下させても壊れないことがわかりました。
その他にも…
雨や雪の日に、ランドセル内部に水が染み込まないことも重要です。
「人工降雨試験」では、人工降雨装置により、ランドセルの上部130cmから20±2mm/hの降雨量で30分間降雨させ、ランドセル内部への浸水具合を見ます。試験の結果、ランドセル内部への浸水は見られませんでした。また、ランドセル側面の刺しゅう部分に1分間放水する刺しゅう水濡れ実験も実施。こちらも内部への浸水は見られませんでした。
セイバンが定める品質試験をご紹介しました
さまざまな試験をクリアして、6年間安心して使える品質でおつくりしているセイバンの天使のはねランドセル。セイバンでは、お子さまが卒業される6年間後まで安全・快適にお使いいただける愛情品質のランドセルをこれからもつくり続けていきます。