ランドセルの「安い」は4万円台以下

【調査概要】
調査方法:インターネット調査 / 調査対象:2025年度小学校入学予定のお子さまをお持ちの24~45歳の方
調査期間:2024年12月9日~12月17日 / サンプル数:1,895
そもそも安いランドセルとは、具体的にいくらくらいの価格帯のものをいうのでしょうか。セイバン独自のアンケート結果によると、ランドセルを50,001円~80,000円の価格帯で購入している方の割合が最も多く、全体の約7割を占めていました。このことから、相場よりも安い4万円台以下のランドセルが、比較的安いランドセルといえるでしょう。
安すぎるランドセルをおすすめしない理由
安いランドセルは、機能を最小限に絞り、コストパフォーマンスを考えた素材を使うなどして低価格を実現しています。
日本製のランドセルであれば、低価格であっても一定の品質基準をクリアしている製品なので、安心してお使いいただけます。しかし、海外製のランドセルの場合、最低限の機能さえ備わっていない可能性があります。
また、実店舗を持たないネットショップで購入する場合も注意しましょう。ランドセルを直接見たり背負ったりすることができないため、購入して届いたランドセルのデザインや背負いごこちが気に入らない可能性があるからです。安すぎるランドセルの場合は、品質が著しく低いこともあります。ネットショップで購入する場合は安すぎるランドセルは避け、実際にランドセルを購入した方のレビューや口コミを参考にしてみましょう。
ランドセルは6年間使うものです。安さだけを追求すると買い直すことになり、かえって高くつく可能性もあるので注意しましょう。
安いランドセルでも失敗しないための注目ポイント
少しでも安いランドセルを手に入れたいとそのことばかりに気をとられていると、見落としてしまう大切なポイントがあります!低価格のランドセルを購入する際に注目するべき3つのポイントをご紹介します。
素材
一般的にランドセルの価格には、使われている素材が大きく影響します。コードバンや牛革などの天然皮革は、高価格なものが多い傾向にあります。一方、人工皮革は、天然皮革に比べ低価格で販売されています。
それぞれの素材ごとに特長があり、メリット・デメリットも異なります。価格だけで判断せず、素材の特長がランドセルに求める条件にあてはまっているかを確認しましょう。
機能性
安いかどうかだけを意識してしまうと、ランドセルの機能性を見落としてしまいがち。価格が下がると、商品によっては性能が下がることもあります。欲しい機能がついていなかったり、ランドセルの耐久性が下がったりしていないか、チェックを怠らないようにしましょう。購入を決める前に、一度メーカー全体のモデルの機能を確認し、比べてみることをおすすめします。
保証
金額ばかり重視していると、見落としてしまいがちな大切なポイント。どれだけ安くて魅力的なランドセルが見つかっても保証面の妥協はしないようにしましょう。
ランドセルは丈夫につくられていますが、育ち盛りで好奇心旺盛なお子さまは、ときには予想もつかない行動をとることも。ランドセルの修理が必要になったときに保証がなければ、結果として高い費用がかかってしまう可能性があります。
購入予定のランドセルに、販売店もしくはメーカーの6年間修理保証が付いているかどうか、修理の際はどこに連絡すればよいかを事前に確認しておくと安心でしょう。
安い時期がある!質の良いランドセルがお得に買えるタイミング
ランドセルは、安い時期があります。時期を選べば、質の良いランドセルをお得に買うことが可能です。多くのランドセルメーカーや販売店が割引を行う時期や条件をご紹介します。
ランドセルが安い時期は年長さんの8月下旬~3月
ランドセルが安い時期は、一般的に年長さんの8月下旬〜3月頃です。
8月下旬になるとランドセルメーカーのアウトレットが始まります。また、12月頃からは量販店のセールも始まり、1月以降はさらに値引きされることも。
しかし、この時期はメーカーによっては受注を締め切っているランドセルもあるため、気に入ったランドセルが購入できない可能性がある点に留意しておきましょう。
早期割引が実施されるのは年中さんの2月頃~
メーカーや販売店によっては、早期の予約や購入で、最新モデルを通常価格より安く手に入れることができる「早期割引」を実施していることがあります。新作が発表される2月頃から夏休み直前の7月頃、あるいは秋頃まで実施するところが多いようです。
インターネット割引
オンラインストアで、限定割引をしているメーカーや販売店もあります。店舗に行くことが難しい方や家の近くに店舗がないという場合にはとても便利です。
アウトレット
アウトレット販売では、型落ちモデルなどが割引価格で販売されます。選べるモデルは多くないものの、デザインが最新でないだけで品質はしっかりしているため安心して購入できます。一年中アウトレットを開催している店舗もあれば、ある程度決まった時期に開催したり、不定期に開催したりと販売時期はメーカーや店舗によって異なります。気になるメーカーの情報はしっかり確認しておきましょう。
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低価格ランドセルでも品質は諦めない!男女別のおすすめモデル
なるべく安いランドセルが欲しい!とは思っても、機能や耐久性も気になりますよね。せっかく買ったのに、2~3年で壊れてしまっては意味がありません。
そこで、4万円台でありながら日本製で、子ども想いの品質をしっかり満たした、女の子、男の子それぞれにおすすめのモデルをご紹介します。
女の子におすすめ「ユアメイト ハンナ」

いくつになっても飽きのこない、シンプルなデザインの「ユアメイト ハンナ」。四つ葉のクローバーのモチーフを随所に用いて、温かみのある素朴な雰囲気に仕上げました。カブセにあるクローバー型の飾り鋲(びょう)と、曲線の入ったステッチが愛らしさを引き立てています。
男の子におすすめ「ユアメイト ウィリー」

クルマをモチーフに、親しみやすいベーシックなデザインに仕上げた「ユアメイト ウィリー」。クルマのフロント部分をイメージしたカブセのステッチや、カブセ裏にもクルマをプリントするなどポップな雰囲気を演出しています。
メーカーのこだわりやお得な時期・割引をチェックし、納得のいくランドセルを選びましょう
低価格のランドセルを購入する際のポイントは、信頼できるメーカーを選ぶことです。メーカーの素材・機能性・保証などの面やこだわりを確認して選びましょう。
最近はランドセルの製造技術も上がっているため、低価格ランドセルだからといって品質が劣るとは限りません。ご紹介したモデルのように、お値段が安くて耐久性や背負いやすさも十分なランドセルはたくさんあります。また、購入時期や割引を意識することで、お得な値段で購入することも可能です。
好みのデザインや優先したい機能はご家族によってさまざま。値段が高ければ満足できるとは限りません。予算を踏まえながら、デザインや使いやすさ、保証などを確認して、大満足のランドセルを見つけてみてくださいね。




