高級ランドセル素材「コードバン」とは?特長やおすすめモデルもご紹介
見ればすぐわかる高級感と上質さが人気の「コードバン」のランドセル。「一生に一度のランドセルは、良いものを持たせたい!」という男の子・女の子どちらのご家族からも人気の素材です。この記事では、コードバン製のランドセルの魅力と、価格やお手入れ方法を解説します。他の素材との比較や、おすすめのコードバン製のランドセルも紹介するので、ぜひご覧ください。

コードバンとは?

ランドセル素材のコードバンとは?
コードバンとは、馬のお尻部分の皮をなめした本革(天然皮革)の一つ。馬1頭から、わずかランドセルのカブセ2枚分しかとれない希少性の高い皮革です。

本革(天然皮革)の中でも上級素材で、「キングオブレザー」や「革のダイアモンド」と称されています。そんなコードバンから作られたランドセルは、独特の光沢と重厚な質感に仕上がり、その丈夫さは随一です。

本革(天然皮革)と人工皮革の違い

本革 (天然皮革)と人工皮革の大きな違いは、丈夫さ・重さ・風合いです。
本革は人工皮革よりもさらに硬く丈夫で、優れた耐久性を持ちます。高級感のある風合いも、本革ならではの魅力。しかし、人工皮革に比べて重いといった特徴もあります。

人工皮革は、ランドセルの素材として、現在最も広く使用されている素材です。軽い、デザインの幅が広いなどのメリットがあります。

コードバンランドセルの魅力3選

コードバンから作られたランドセルには、独自の魅力がたくさん。その中でも、特にお届けしたい魅力を3つ紹介します。

耐久性がある

コードバン製ランドセルは、張りがあり丈夫で衝撃に強く、その強度は牛革の2~3倍にもなると言われています。お子さまが使うランドセルは、丈夫なものが安心。コードバンのランドセルなら、6年間使用しても型崩れに十分に耐えることができます

高級感がある

コードバン層と呼ばれる、キメの細かい革繊維は、なめらかな手触りが特徴です。高級感のある見た目で、かつシワにもなりづらいため美しさが際立ちます。
ランドセルの革にこだわりたい!高級感のあるランドセルが欲しい!という方には、コードバンのランドセルがぴったりです。

使えば使うほど味が出る

コードバンは、使い込むほどに革のなじみが良くなるので、お子さまの体にもフィットしていきます。だんだん自分だけの味があるランドセルになっていくのは、お子さまにとってもおうちの方にとっても、わくわくすること間違いなしです。

※背あてや肩ベルトといった体にあたる部分は、牛革や人工皮革などの、やわらかい素材を使用しています。

3つの素材を比較!コードバン・牛革・人工皮革

ランドセルの素材として多く用いられているのは、コードバンや牛革などの本革(天然皮革)と、アンジュエールやクラリーノ®といった人工皮革です。重さや軽さ、耐久性など、それぞれの特徴についてご紹介します。 
3つの素材を比較!コードバン・牛革・人工皮革

※ランドセルカバーなどをつける際は、こまめな着脱等のケアが必要になります。

ランドセルの素材として多く用いられているのは、コードバンや牛革などの本革(天然皮革)と、アンジュエールやクラリーノ®といった人工皮革です。
 
コードバンは他の素材に比べると少し重みがありますが、その差はノート1~2冊程度です。最も軽いのは人工皮革。また、コードバンと牛革は同じ本革(天然皮革)でも耐久性に若干の違いがあります。コードバンの特長である美しい光沢感は他の素材にはない特別なものと言えるでしょう。

コードバンランドセルのお手入れポイント

現在発売されているコードバンのランドセルには、防汚・はっ水・防傷できるように工夫を施されているものが多く、特別なお手入れは必要ない場合があります。しかし、せっかく購入したランドセルはできる限りきれいに使い続けたいもの。ここでは、そんな方に向けて、コードバンランドセルのお手入れ方法をご紹介します。

水濡れはすぐに拭き取る

コードバンは、水分に弱いことで知られています。製品によってははっ水加工が施されていますが、良い状態で使い続けるために、ランドセルが水に濡れたらすぐに拭き取りましょう。水濡れを拭く際はよく乾いた布やガーゼを使い、その後日陰でゆっくり陰干しするのが一般的です。雨の日はレインカバーを付けるのも効果的でしょう。

ドライヤーは絶対に使用しない

コードバン素材にドライヤーを当てることは厳禁!ドライヤーの熱で、革の表面にシワやひび割れができる恐れがあるからです。もしランドセルが水に濡れてしまったら、ドライヤーを使わず拭き取って乾かしましょう

内装の掃除も定期的に行う

月に一回程度、ランドセル内の掃除をしましょう。外側の汚れは目に付きやすいですが、内側は確認がおろそかになってしまいがちです。隅にたまったホコリや消しゴムのカスで、ノートや教科書が汚れてしまうこともあります。ランドセルを空っぽにして定期的に汚れを取り除きましょう

汚れは拭き取る

革表面に汚れが付いてしまった場合は、固く絞った布で水拭きしましょう。ただし、コードバンは水に弱いので、水拭き後すぐに水分を拭き取る必要があります。革専用クリーナーは、ランドセル表面に加工が施されていない素材の場合のみ使用可能です。表面加工がされている場合、逆に素材を傷める恐れがあるので、クリーナーの使用は避けてください。

コードバンランドセルに関するQ&A

ここではコードバンランドセルについて、よくある質問2つにお答えします。気になる疑問を解決して、納得のいくランドセル選びに繋げましょう。
コードバンランドセルの価格は相場以上?
コードバンなど天然皮革から作られたランドセルは、一般的に「高級ランドセル」と呼ばれています。コードバンランドセルの相場価格は8万円~10万円。高いものであれば20万円近くする場合もあります。

近年のランドセル購入相場が、5~7万円ほどなので、それに比べると高価格です。天然皮革の中でも、特に希少性の高いコードバンだからこそのお値段と言えるでしょう。
コードバンランドセルは重い?
コードバンから作られたランドセルの重さは1,500g前後です。革の加工技術の発達により、昔に比べ軽量化されています。
1,200g前後の人工皮革のランドセルと比較すると、コードバンはとても丈夫な素材である分、やや重量があります。

おすすめ!人気のコードバンランドセル

ここでは、人気の高いコードバンランドセルを紹介します。

ホマレ アンティークコードバン

ホマレ アンティークコードバン

コードバンを使用したワンランク上のランドセル

ホマレ アンティークコードバン

希少性の高い高級革コードバンをカブセに使用したランドセル。コードバンの丈夫さと、お子さまの背負いやすさのための機能性を兼ね備えています。高級感のある雰囲気になじむよう、金具はアンテイークゴールドで統一されています。背負いやすさと高級感、どちらのことも考えて作られているランドセルです。

素材
主素材:牛革
※テープ類等、一部人工皮革を使用
コードバン
※カブセ
背中:牛革
肩ベルト裏:牛革
サイズ
A4フラットファイル&タブレット対応サイズ
内寸:高さ約31.0cm×幅約23.5cm×マチ幅約12cm
外寸:高さ約33.5cm×幅約26.5cm×マチ幅約20.5cm
重さ
約1,550g

ブラック、キャメル、カーマインレッド
通常価格
93,500円(税込)

高級感のあるランドセルにこだわりたいなら、コードバンがぴったり!

この記事では、コードバンで作られたランドセルについて紹介しました。高級感と美しさ、丈夫さを兼ね備えた素材が魅力のコードバン。ランドセルの見た目や革素材にこだわりたいという方に、とてもぴったりです。

コードバンのランドセルを購入した方は、紹介したお手入れ方法を続けていけば、綺麗に使い続けることができます。ぜひ、コードバンのランドセルに愛着をもって長く背負わせてあげましょう!
ランドセルコンシェルジュ🄬
「私たちランドセルコンシェルジュ🄬は、全国に15店舗あるセイバンの直営店で、お客さまのランドセル選びのお悩みを解決しながらランドセル選びをサポートしています。 はじめて入学準備・ランドセル選びをスタートされるご家族に寄り沿えるよう、幅広いランドセル選びの知識を身に着け、 セイバンの厳しい社内研修・認定試験をクリアした、プロのアドバイザーです。」
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※ランドセルコンシェルジュ🄬は、セイバンが取得している登録商標です。