
入学準備のスケジュールから、学習・生活環境の整え方、小学校で必要な準備物まで。 子どもたちの学びをサポートする「ベネッセ教育情報サイト」の中から、入学準備に役立つ情報を厳選してお届けします。 今回のテーマは、「勉強習慣を身につける3つのポイント」です。
子どもたちの学びをサポートする「ベネッセ教育情報サイト」の中から、入学準備に役立つ情報を厳選してお届けします。
今回のテーマは、「勉強習慣を身につける3つのポイント」です。
勉強習慣を身につける3つのポイント
どうすれば自分から進んで勉強をするようになるのでしょうか。今回は、お子さまが勉強習慣を身につけるために、気をつけるべきポイントについて考えてみましょう。

【ポイント1】集中できる学習環境をととのえる
最近は、「親の目の届くリビングで勉強するべき」という意見もあり、学習机やひとり部屋は必ずしも入学とともに用意すべきものとは言えないのかもしれません。
例えば、音読するときはダイニングテーブルで、暗記をするときはトイレでなど、学習内容によって場所を変えるのもひとつの方法です。ただし、リビングで勉強するときは必ずテレビを消すこと。下にきょうだいがいれば、お絵かきなどをさせて一緒に集中モードへきり替えるのもよいでしょう。家族みんなで勉強に集中できる環境をととのえることが大切です。
お子さまがどんな環境で最も集中力を発揮するのか、柔軟に考えてお子さまに提案してみてくださいね。
【ポイント2】短時間でもOK! 毎日継続させること
そのためには、何時間も机に向かわせるのではなく、5分でも10分でも必ず勉強するよう約束させること。時間の長さではなく、短い時間でも勉強に集中しているかどうかが大切です。余裕がありそうだからと、「もっと勉強したら?」と言うと、とたんにいやになってしまい、毎日継続することが難しくなる可能性があります。
また、1日のうちのどの時間帯を勉強時間に充てるかを決めておくことも大切です。「下校してすぐ」「習い事のあと」など、時間を決めておけば、約束を守らなければならないという意識が働き、習慣化しやすいと言えます。
【ポイント3】小さな達成感を積み重ねよう
お子さまにとっても同じことです。「できること」や「ちょっとがんばればできること」に取り組むことで、「もっとやりたい!」という意欲を育てることができます。
特に低学年のうちは、できるだけ保護者のかたがそばでつき添うようにしましょう。小さな「できた!」を見逃さず、ほめてあげます。そのほめられた喜びが、勉強を好きになるきっかけになるかもしれません。
保護者のかたの協力が不可欠
勉強習慣はお子さまが小さいうちから身につけることが理想です。さっそく今日から、お子さまに合った学習環境、学習方法を一緒に模索し、勉強習慣を身につける手助けをしてあげてくださいね。