セイバンでは、ランドセルの高い安全性、耐久性を証明するために、様々な品質試験を行っています。生地の丈夫さ色落ち、本体の耐圧・漏水性、背カンの耐久性など、30項目にわたる独自の「品質基準書(第8版)」を設定して厳しくチェック。今回は、主な品質試験の内容を公開します。
セイバンでは、天使のはねランドセルの高い安全性、耐久性を証明するために、さまざまな品質試験を行っています。生地の丈夫さ色落ち、本体の耐圧・漏水性、背カンの耐久性など、30項目にわたる独自の「品質基準書(第9版)」を設定して厳しくチェック。今回は、主な品質試験の内容をご紹介します。

本体の丈夫さを証明する「外部加圧試験」

万が一、ランドセルを踏んでしまった時などに、形崩れしないかは重要なポイントです。
「外部加圧試験」では、ランドセル本体に荷重をかけ、各部に割れ、破損等の異常が生じるときの最大荷重を測定します。
セイバンで採用している、本体の芯材を二重にした「321構造」のランドセルは、一般的な一重構造のランドセルの約2倍の強度があることがわかりました。

経年劣化を確認する「ジャングル試験」

ランドセルの経年劣化を評価するため、8週間かけて8年分の劣化を再現する劣化促進試験です。室温70度、湿度95%という過酷な環境下にランドセルを8週間置き、8年分の劣化を再現。
 試験の結果、ランドセルの亀裂、破損は見られませんでした。(2020年11月実施結果。自社調べ)
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水が染み込まないかを確認「耐漏水性試験」

雨や雪の日に、ランドセル内部に水が染み込まないことも重要です。
「耐漏水性試験」では、人工降雨装置により、ランドセルの上部130cmから20±2mm/hの降雨量で30分間降雨させ、ランドセル内部への浸水具合を見ます。試験の結果、ランドセル内部への浸水は見られませんでした。また、刺しゅう部分にのみ30秒間放水する耐漏水性試験も実施。こちらも内部への浸水は見られませんでした。(2020年11月実施結果。ボーケンおよび自社調べ)

パーツの強度を確かめる「背カン耐久性試験」

ランドセルパーツの耐久性も、セイバンのランドセル6年間安心して使っていただくための大切なポイント。
「背カン耐久性試験」では、背カンに20kgの重りを付け10,000回引張を繰り返します。試験の結果、使用上支障のあるパーツの破損・変形は見られませんでした。(2020年11月実施結果。ボーケン調べ)
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錠前の丈夫さを確認する「錠前耐久試験」

5kgの重りを入れたランドセルを70cm持ち上げてコンクリート上に落とす。1回毎に錠前開閉作動具合、外観等の損傷を確認する「錠前耐久試験」。
規定の100回を試験した結果、使用上支障のある破損・変形は見られませんでした。(2020年11月実施結果。自社調べ

セイバンが定める品質試験をご紹介しました

さまざまな試験をクリアして、6年間安心して使える品質でおつくりしているセイバンの天使のはねランドセル。セイバンでは、お子さまが卒業される6年間後まで安全・快適にお使いいただける愛情品質のランドセルをこれからもつくり続けていきます。