ランドセルの「背あて」!色・素材の違いやパッドを使った汚れ対策まで
ランドセルはお子さまが6年間ずっと背負うもの。だからこそ、できるだけ背負ったときのからだへの負担を軽くしてあげたいですよね。そこで今回はお子さまの背中に接する重要なパーツ「背あて」について徹底的に解説。背あての役割や種類、デザインから、背あてについてのよくある質問にもお答えします。ランドセル選びの際に、ぜひ参考にしてくださいね。

そもそもランドセルの背あてとは?

背あてはランドセルを背負った際に、背中と接するクッション部分のこと。お子さまのからだへ与える影響を考える際に、見逃せない大事なパーツです。
背あてには、「ランドセルをからだにフィットさせる」「背負ったときのからだへの負担を分散させる」という役割があります。また、そのほかにも、夏場のムレ抑止のため、通気や吸放湿の役割を果たすものも。

ランドセルの背あてにはどんな種類(機能・デザイン)がある?

ランドセルの背あてには実はいろんな種類が。今回は、素材・形状・機能・デザインの観点から徹底的に解説します。最近では、背あての機能性が高く、デザインもこだわりのあるものも各社から販売されています。

【ランドセルの背あて種類別徹底解説】
・素材
・形状
・機能
・デザイン

ランドセルの背あての「素材」

ランドセルの背あての素材は主に、「天然皮革」と「合成皮革・人工皮革」の2つに分けられます。天然皮革は肌触りに優れており、合成皮革・人工皮革は汚れに強くお手入れが簡単です。
 
また、背あて内部のクッションの素材も重要。各メーカー・製品によって素材や素材の合わせ方が異なり、それにより背負った時の感覚に違いが出ます。それぞれに特徴があるので、お子さまに合ったものを選びましょう。

ランドセルの背あての「形状」

形状はメーカーによってまちまちですが、背中にピッタリとフィットするものや、あえて背中との隙間を作ることで通気性を高めるものなどがあります。
 
近年は、フィット性と通気性を両立するものも増えているのでチェックしてみましょう。

ランドセルの背あての「機能」

ランドセルの背あてには、背中にフィットするためのクッション機能とムレにくくするための通気機能の2つが重要です。

クッション機能

背負った時ランドセルを軽く感じるためには、背あてのクッションにこだわることが大切です。
 
セイバンのランドセルで使用されている(※)「背中Wクッション」は、「背中にかかる負担を分散すること」と「背中を支えること」にこだわり抜いてつくったもの。異なる2つの素材を使用した2層構造で、背中にやわらかく密着し、快適な背負い心地をサポートします。また、クッション部分の面積を大きく広げたことにより、負荷をからだ全体に分散させることに成功。一点に力が偏らないので、ランドセルがより軽く感じられるような構造です。 
※一部、「背中Wクッション」を搭載していないモデルもございます。

通気機能

ランドセルを背負うと、どうしても汗をかきやすい状態になります。そこでおすすめなのが、背あてに通気機能がついているランドセルです。
 
セイバンには、ムレにくさにこだわった素材「ブレスレザー®」を使用したモデルがあります。「ブレスレザー®」は湿気を吸収・放出する性質が特長。汗をかきやすい夏場でも背中がムレにくいので、快適に過ごせるでしょう。また、「ブレスレザー®」採用モデルは、背あてのほか、肩ベルトや下ベルト裏にも同素材を使用。肌に触れる部分すべてに通気機能を搭載した素材を使用することで、お子さまのからだをランドセルのムレから解放します。

ランドセルの背あての「デザイン」

近年のランドセルは、背あてのデザインも豊富です。中には差し色をいれたり型押しが入っていたりと、デザイン性の高い背あても。カラーもホワイトだけでなく、ピンクやブラックなどの幅広いバリエーションの中から、お子さまが気に入るものをお選びいただけます。

ランドセルの背あてを選ぶ時のチェックポイント3つ

ランドセルの背あては、主に上記の3つのポイントをチェックしながら選びましょう。背あてにこだわって、お子さまの6年間をしっかりと支えるランドセルを見つけてください。

背負い心地がいいか

まず背あてを選ぶうえで、お子さまのからだにフィットするかどうかはとても重要なポイントです。どんなに形状や機能が研究されている背あてでも、実際に背負ったときにどう感じるかはお子さまによって異なります。なるべく実物を試着して決めましょう。

お手入れしやすいか

6年間きれいに使用することを考えると、お手入れしやすいかどうかも見逃せないポイント。前述の通り、背あては天然皮革よりも合成皮革・人工皮革のほうがメンテナンスしやすいです。とくに、活発に外で遊ぶようなお子さまであれば、お手入れのしやすさは考慮すべきポイントでしょう。

お子さまが気に入るデザインか

近年は背あてのデザインも豊富です。中には差し色をいれたり型押しが入っていたりと、デザイン性の高い背あても。カラーもホワイトだけでなく、ピンクやブラックなどの幅広いバリエーションの中から、お子さまが気に入るものを選ぶのがよいでしょう。

背あてのデザインにもこだわりたい!男女別おすすめモデル!

せっかくランドセルを購入するなら、どこから見てもオシャレなデザインを選びたいですよね。背あては、背負っている時は見えにくい部分だからこそ、こだわることでセンスの良さが際立ちます。そこで、背あてをはじめとした細かな部分にまで工夫が施されているランドセルのおすすめモデルをご紹介します。

女の子に人気!

誰からも愛されるナチュラルなかわいらしさ

モデルロイヤル ナチュール

お花を散りばめた、ナチュラルでガーリーな雰囲気のランドセル。お花や小鳥のモチーフをふんだんに使い、優しいふんわりとしたデザインに仕上げました。快適な背負いごこちを実現する「ひねピタ」「せみね」「ブレスレザー®」を採用するなど、機能面にもこだわっています。

素材
主素材:アンジュエール グロス
背 中:ブレスレザー®
肩ベルト裏:ブレスレザー®
サイズ
外寸:高さ約33.5cm×幅約26.5cm×マチ幅約20.5cm
内寸:高さ約31cm×幅約23.5cm×マチ幅約12cm
重さ
1,250g

ビビッドピンク、ミルクティーベージュ、シャーベットミント、パステルパープル、キャメル
価格
64,900円(税込)

男の子に人気!

プーマの疾走感でフィールドの星になれ!

プーマ スピードスター(直営限定モデル)

世界中のアスリートから愛されるスポーツブランド「プーマ」とコラボしたランドセル。メタリックな生地と流れるような曲線、プーマのロゴを使った、スポーティでファッション性の高いデザインが特徴です。「ラクパッドフレックス」や「ひねピタ」など、背負いごこちを良くする機能もしっかり搭載しています。

素材
主素材:アンジュエール パール
背中:人工皮革
肩ベルト裏:人工皮革
サイズ
外寸:高さ約33.5cm×幅約26.5cm×マチ幅約20.5cm
内寸:高さ約31cm×幅約23.5cm×マチ幅約12cm
重さ
1,230g

パールメタルレッド×ジュエルホワイト、パールメタルマリン×ジュエルホワイト
価格
78,100円(税込)

背中のムレを軽減する「背あてパッド」とは?

背あてパッドとは、吸放湿+UVカット+接触冷感性を併せ持つ素材を使用した、ランドセルの背あてに装着するパッドのこと。ひんやりとした肌触りで、背中のムレを軽減します。夏場など、汗やべたつきが気になる場合はこの背あてパッド」を使うのもオススメです。

背あてパッドは1年を通して使用できますが、汗をかきやすい夏場だけつけるなど、お子さまの状況に合わせて付け方を決めてもよいでしょう。

背あてによくあるお悩みQ&A

ランドセルの背あては毎日からだに接するため、汚れが目立つのではないかと心配になる方もいるでしょう。毎日使う大切なランドセルが汚れてしまっては、お子さまも、おうちの方も気分が下がってしまいますよね。そこで、背あての汚れやお手入れに関するお悩みをQ&A形式でご紹介します。
白や薄い色の背あては、汚れが目立ちませんか?
ランドセルは毎日背負うものなので、汗をかいてそのままにしておくと汗の影響で黒ずんでしまうことがあります。定期的なお手入れをおすすめします。
背あてはどうやってお手入れしたらいいですか?
やわらかく乾いた布を使ったお手入れがおすすめです。それで取れない場合には、柔らかい布を水にぬらし、よく絞ってから拭いてください。お手入れした後は、風通しのよい日陰でしっかりと乾かすことがポイントです。

こだわりぬいたセイバンの背あて機能で、登下校が快適に!

小学生のお子さまに学校生活を楽しんでもらうためにも、ランドセルの重さによる負担や汗からの不快感は少しでも減らしてあげたいもの。背あてにまでこだわったランドセルは、快適な小学校ライフの一歩になること間違いなしです♪
ランドセルを選ぶ際には、実際に背負ってみて、お子さまのからだにあうものをお選びくださいね。
ランドセルコンシェルジュ🄬
「私たちランドセルコンシェルジュ🄬は、全国に14店舗あるセイバンの直営店で、お客さまのランドセル選びのお悩みを解決しながらランドセル選びをサポートしています。 はじめて入学準備・ランドセル選びをスタートされるご家族に寄り沿えるよう、幅広いランドセル選びの知識を身に着け、 セイバンの厳しい社内研修・認定試験をクリアした、プロのアドバイザーです。」
> ランドセルコンシェルジュ🄬とは

※ランドセルコンシェルジュ🄬は、セイバンが取得している登録商標です。