入学式を経て、いよいよ始まる新学期。小学校の授業は、一般的に1時限45分間。じっと椅子に座り、机に向かって先生のお話を聞かなくてはいけません。

「自分の子どもがきちんと授業を聞けるかしら・・・」と感じていらっしゃるお母さまも多いかもしれませんね。授業をしっかりと聞くには、まずは、聞く力を身に付けることが大事です。

聞く力を身に付けるメリット

聞く力は、大人でもコミュニケーション能力を高めるために、とても大事な力です。お子さまが聞く力を身に付けると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

まずは、学力の向上。学習はすべて、聞くことから始まります。先生やお友達のお話がしっかりと聞ける集中力があれば、授業でもさまざまな課題をこなせるようになり、自然と学力も向上することにつながります。

また、話を聞けるようになると、お父さま、お母さまからしっかりと認められているという安心感と自信が生まれます。
お母さまも何度も注意をしなくてもよくなり、子育てが楽になりますよ。では、聞く力を身に付けるには、どのような家庭環境がよいのでしょうか?

こんな家庭環境が大事

「聞くこと」に大事なのは、集中できる環境を作ること。大人でも集中することは難しく、興味を引くものがあれば気が散ってしまいます。お子さまでは、なおさら。テレビやおもちゃなど、お子さまの興味を引くものがなるべくない環境にしましょう。

そして、お母さまが一方的に話さないようにすることも重要。「聞くこと」は、相手を認め、受け止めるということ。お子さまの話を聞くときは、「共感すること」「待つこと」がポイントです。否定的に捉えることなく、質問をして、さりげなくお母さまの意見を伝えて話すと、お子さまは「お母さんはこう思ってるんだ!」と新しい発見をします。

本の読み聞かせも効果的

ほかにも、効果的なのが、本の読み聞かせ。脳が発達すると言われ、聞く経験が多い子どもは、「人の話を聞く」「聞いてイメージする」といった力が身に付いてきます。また、言葉のボキャブラリーが増えたり、表現力が身に付いたりと、学習していく上で必要な「読む」「書く」レベルを向上させます。読み聞かせは、お子さまとの会話を楽しむコミュニケーションの一つ。ぜひ、たくさんの本を読んであげてください。

聞く力を身に付けるためには、会話を楽しむことが大事。まずは普段の生活でも、お子さまとの会話を楽しんでみましょう。